gradleコマンドは、いくつかのファイルを暗黙的に使ってビルドを行います。
(antのbuild.xmlやmavenのpom.xmlと同じですね。)
gradleが使うファイルには下記のようなものがあります。
- build.gradle ・・・ メインのビルドスクリプトです。
- settings.gradle ・・・ 設定ファイルです。プロジェクトツリーを定義します。マルチプロジェクトの場合必ず必要となります。
- gradle.properties ・・・ プロパティを設定します。ここで設定したプロパティはbuild.gradleから参照することができます。
gradleはカレント・ディレクトリからbuild.gradleを探し、このファイルを参照してプロジェクトのビルドを行います。
つまり、build.gradleのおいてあるディレクトリでgradleコマンドを実行してあげないといけないということですね。