インケンくんからいつも「記事がつまらない」と言われているのでたまにはキャッチーな記事を。
現在私は広告関連の仕事をしてまして。
広告を掲載しているサイトを分類した結果、広告をクリックされやすいサイトにある一定の法則があったので、それについて書きます。
「広告収入(アフィリエイト)で稼いで生活」なんて一度は憧れますが、実は9割のアフィリエイターの月収が5,000円以下というのが実情ですΣ( ̄□ ̄; ) 。
アフィリエイトの報酬は大別して、
- クリック報酬(アクション報酬含む)
- PV報酬
に分けられます。
PV報酬は一日のページビュー(PV)が相当多くないと子どものお小遣い程度にもなりません。
よって、広告で稼ごうと思ったら、クリック報酬です。
サイトを見に来たユーザに「如何に広告をクリックしてもらうか」なのです。
では、広告をクリックされやすいサイトを作るにはどうしたら良いか、です。
SEOをどうするかとか、広告をどの位置に張るかとかは、他のサイトでたくさん述べられているのでここで述べる気はありません。
そもそも私はそっちの専門でもないので。
そういった小手先の技術以前のコンセプトとして、
広告がクリックされるサイトとは、
そのサイト自身がユーザの最終目的とならないサイト
であることです。
食物連鎖ピラミッドでいうところの中間層が最も有効です。
ピラミッドの頂点が最も最悪になります。
具体例として「ダイエット」に関するサイトを例にあげますね。
「ダイエット」なんて広告と相性良さそうだし、上手くサイトを作ればとても儲かりそうな気がしませんか?
※「アダルト」とかも一緒なのですが。
これが実はサイトによってものすごく明暗がわかれます。
「ダイエット」サイトを見にくるユーザの大半は「痩せたい」願望を持っています。
で、見に来たサイトに完璧な痩せるメソッドが書かれていたとしましょう。
すると、そこで満足してしまい、次のアクションをとらなくなります。
ネットサーフィンすら終わらせてダイエットに励み始めるかもしれません。
逆に「食べ順ダイエット試してみた。5kg痩せた」というテキストと、ビフォー・アフター写真程度しかないサイトだったらどうでしょう。
「食べ順ダイエットって何!?」と食べ順ダイエットについてもっと知りたくなってしまいます。
そこで「食べ順ダイエット」の広告がそっと表示されていたらクリックしてしまうかもしれません。
(できすぎ!?^^;)
たとえ広告がクリックされなかったとしても、後者の場合は他のサイトへのハブとなる可能性があります。
ユーザがサイトのリファラをもって別サイトへ行ってくれるのです。
他サイトへの流出が多い、ということは即ち、ユーザがサイトのリファラを宣伝してくれているようなものです。
これは直接の広告クリックとならなくてもPVアップにつながる行動です。
というわけで、広告をクリックされやすいサイトをつくるためには、
完璧なサイトをつくってはだめです。
ちょっと物足りないサイト、他の情報を欲しくなるようなサイトを目指すと良いのです。
ただし・・・そもそもPVが低すぎてはクリック以前の話なので、全くおもしろくないサイトでもだめですね^^;
※あくまでも勝手な分析に基づいた主観的な方法でした。