wordpressをXserverに移行するのがすごい簡単だった

2014-05-02

このブログはAWSのEC2のmicroで運用してたんですが、大したアクセスもないのに重たいのでXserverの一番安いやつに移行しました。

Xserverはwordpress界隈ではそこそこ速いと有名らしいです。

実際EC2のマイクロより断然速いです。

Xserverはwordpressをボタンひとつでインストールできる機能があるのですが、移行の場合はこれはしないでファイルをごっそり持ってくることになります。

 0.下準備

独自ドメインを使っている場合は、Xserverの管理画面上の「ドメイン設定」「サブドメイン設定」をします。

移行する場合は新旧どちらも同じドメインになると思うので、hostsの設定でどっちを見に行くか切り替えながら作業します。

ちなみに、今回文字コードは両方共UTF-8を想定しています。

XserverのPHPのデフォルトエンコーディングがEUCなので、UTF-8に変更します。ついでにバージョンも5.5系に変更しました。

1.DBのdump

まず、もともと使ってたEC2のDBをダンプします。

mysqldump --opt -uuser -ppassword dbname > /home/ec2-user/dbname.dump

こんな感じで。

ダンプする前に、スパムコメントなどは完全削除しといたほうがいいです。

 2. ファイルのコピー

EC2のwordpressのファイルを全部ごっそりコピーし、1のDBファイルと一緒にローカルに落としときます。

3.XserverでDBとアクセスするユーザーを作る

管理画面の「MySQL5設定」からDBを新規で作り、ユーザーも作ってアクセス権限を付与します。

4.DBにデータを流す

Xserverにはphpmyadminが用意されてるので、管理画面から3で作成したアカウントで入り、phpmyadminのインポート機能を使って1でダンプしたファイルをアップロードする。

5. wp-config.phpの書き換え

2でコピーしたファイルのwp-config.phpのデータベース部分をXserver用に書き換えます。

6.ファイルをアップロードする

Xserverでは、x1.inkenkun.comみたいなドメインのドキュメントルートは「/inkenkun.com/public_html/x1」になるので、この中に2でコピーしたwordpressのファイルを全部アップロードします。

7.DNSの変更

最後にx1.inkenkun.comの向きをEC2からXserverのIPに変更して完了です。

とても簡単に移行出来ました。