scheme事始め

2014-02-17

schemeを触る機会があったのでメモメモ…..φ(・∇・`〃 )

実行環境

とりあえずschemeでHello Worldやってみます。
schemeのインタプリタもしくはコンパイラを用意しなくちゃ・・・ということでschemeを探しました。

schemeファミリー、いろいろあるんですねえ。。。

  • Gauche・・・インタプリタ。
  • Scheme48・・・schemeインタプリタ&コンパイラ。
  • BiwaScheme・・・JavaScript上でSchemeを実行。
  • Racket(PLT Scheme)・・・IDE付き。
  • MIT-Scheme・・・言わずと知れたMITのScheme。

この中で最も使いやすそうだったRacketを選択しました。

※実はRacketに至るまでにMIT-SchemeやGauche等もさわってみたのですが、いろいろ難ありでRacketに落ち着きました。

※おもしろいなと思ったのはブラウザからSchemeを実行できるBiwaScheme

Racket

上記ページの「Download Racket」からRacketをダウンロード&インストールすると、実行環境一式が手に入ります。

Racketを起動してみます。

racket1

上の段にスクリプトを書きます。
実行ボタンもしくは⌘Rで実行します。

Hello World

Racket IDEでHello Worldを表示してみます。

#lang racket
 (display "Hello World")

1行目の#lang racketはRacketで使用する言語を指定します。
今回はracketを使うので#lang racketとしました。
Lisp系言語はS式と呼ばれる()がいっぱいの記述方式でプログラムを書きます。
()の中に命令引数1引数2、、、と、命令、引数の順番で処理を記述します。
表示する命令はdisplayなのでdisplayの後に文字列の“Hello World”を渡しています。

Racket上で実行すると、下段のコンソールにHello Worldが表示されます。

racket2

次は四則演算してみます。

#lang racket
 (+ 1 1)
 (- 5 2)
 (* 3 2)
 (/ 6 2)

racket3

Hello Worldとか四則演算とか、そんなの書いても実用的じゃないしググればわかる
、とインケンくんに言われてしまいそうなので、次回はもっと実用的なこと書きますデス (`・ω・´)ゞピッ!